11月9日「県立博物館特別展『中世の村を歩く』の鑑賞と和歌山城周辺・紅葉渓庭園散策」のイベントが実施されました。県立博物館では学芸員の説明を聴きながら鑑賞しました。平安時代から室町時代の紀美野町には、神野・真国荘の2つの大きな荘園があって、神護寺と高野山とに平安時代・鎌倉時代の村の様子を描いた2枚の絵図が残ることで、非常に希有な地域であり、また、野上荘は京都の石清水八幡宮と深いかかわりがある荘園で、神野・真国荘を描いた絵図のなかにも描かれています。この特別展では、2枚の絵図を手がかりにして、荘園の領主である神護寺・高野山・石清水八幡宮と、現地である神野・真国・野上地区を中心とした紀美野町の文化財を紹介し、中世(おもに平安時代~室町時代)の農村の棚田をはじめとした豊かな自然の源流と、村や寺社に残るさまざまな生活・信仰にまつわる遺品を展観し、現在まで育まれてきた紀美野町の歴史と文化が紹介されていました。
次に岡山時鐘堂を訪ねたのち、サロン・ド・ブレストで昼食、岡の宮神社に参拝、和歌山藩士で幕末、明治の偉人、陸奥宗光像が建つ岡公園を通り、折から開かれている菊花展を鑑賞し、紅葉渓庭園の紅松庵で、参加者のみなさんゆっくりと、抹茶を楽しみました。
10月31日「浅井三姉妹ゆかりの地とヤクルト工場見学」が実施されました。暖かい好天に恵まれ、最初訪れたのは、ヤクルト京都工場です。乳酸飲料の製造工程を見学したのち、乳酸菌の説明をビデオにより受け、試飲をしました。昼食は智積院にある一休庵でした。食事の後、歩いて近くにある養源院を訪ねました。茶々(淀殿)が浅井長政21回忌法要の時に建立したものです。その後火災に遭い、江姫が伏見城の遺構を移して再建しました。内部には宗達の杉戸絵、関ヶ原合戦の際、落城した伏見城の切腹現場の床がそのまま天井板となっている血天井、江姫の肖像画などを案内に従い見て回りました。
次に豊臣秀吉が祀られている豊国神社に参拝し、隣接している方広寺の大鐘を見学しました豊臣滅亡のきっかけとなった「君臣豊楽」、「国家安康」の銘文がある大鐘です。歴史を変えた因縁の鐘を、皆さんは折から放送中の大河ドラマ「江姫」に思いを馳せながら熱心に見入っていました。次に秀吉朝鮮出兵ゆかりの耳塚を見学して二条城に移動しました。家康と秀頼との面会、徳川慶喜の大政奉還の宣言と歴史の舞台であった二の丸御殿を見学したのち近くにある神泉苑をを廻り、イベントは終了しました。
10月12日、いま大河ドラマで話題の「江姫」ゆかりの地を訪ねる「戦国の姫 江姫ゆかりの地を訪ねて」のイベントが行われました。まず浅井氏の居城であった「小谷城」にある「戦国歴史資料館」を訪ねました。まずガイドから、小谷城があった山を眺めながら城郭の説明を受けた後、歴史資料館内の詳細資料を、説明を聴きながら巡りました。江姫はじめ浅井三姉妹の生き様を改めて認識しました。次に「姉川古戦場」に行き、かつて激戦があった姉川の好天に恵まれた暖かい河原で、お弁当を広げました。
次に安土へ移動し、「信長の館」、「安土城考古博物館」を見学しました。「信長の館」には安土城の天主閣が復元されています。仏教の世界観を表した豪華な、天主閣に感嘆し、信長の威容を誇示しようとした、意図が大きく感じられました。隣接の「安土城考古博物館」では安土城だけでなく、小谷城の詳しい資料も展示されていて、皆さん熱心に見学し、江姫、戦国時代に思いを馳せてました。そのあと豊臣秀次が、信長の「楽市楽座」の安土を模したといわれる商人の町、近江八幡で、思い思いに散策しました。